うちの席に近づいて, あの状態を見た2人は, ただただ,驚いていた。 『何があったの?』 何も言えないでいる拓斗を見て, 谷川君が,静かに問いかけた。 『わからないの。朝,来たらこの状態で…』 愛美が答える。 『そっか…』 拓斗が,うちの方へ静かに来る。 『大丈夫か?』 うちは,ゆっくりとうなずいた。 うち,絶対強がってる。 でも,強くならなきゃ ダメだと思った。