玄関から少し離れた和室に向かう。 小さな仏壇だけが飾っている、他には何もない空間。 和室に入ると、わたしとタツの足が同時に止まった。 思わずタツの方を見る。 タツはこっちを向いていない。 ビックリしてるのか、仏壇の方を見て瞬きを繰り返している。 「莱、なんでここに?」