『誰か、』

突然

肩を掴まれた


音が聞こえない僕は

「それ」に気がつくのが遅くて


びくつきながら見上げると

怖い顔をした数人の男達に囲まれていた


僕の腕の中にいる彼女を指差して

何やら話している彼らは

僕と同じ国の人