俺は何かを言おうと口を開けた。 「会長、今度の体育館使用の件だけど…。」 俺より少し背の低い男子が後ろから来て、雪村に話しかける。 「わかった、放課後ね。」 雪村は何事もなかったかのように、行ってしまった。