「いいんじゃない? 良い経験になると思うよ」 にっこり笑ってそう言ってくれた。 すると愛美もまつげをパチパチさせてこちらを見る。 「頑張ってね。バイトが決まったら遊びに行くから」 二人が応援してくれて、とても心強く感じた。 そしてあたし達は頭を突き合わせて情報紙を覗き込む。 ここは時給が良いだとか、駅から近いとか、あーだこーだと言い合った。 二人の意見を聞きながら、あたしは3件のお店をピックアップした。 最近出来た本屋さん。 駅前のコンビニ。 女子高生に人気のドーナツ屋さんだ。