起きたらお昼過ぎで、下に降りるとさやかのお母さんがいた。 「ゆっくり休めた?」 「はい。お昼まで寝てしまったけど。」 「もう春から高校生だもんねぇ。」 「実感ないよー。」 「あたしも。」 ―もう高校にいったらこうやって泊まったりすることはないのかも知れないなぁ。― あたしは、ふっとそう思った。