「じゃ、また今度ね」 そう言って、両親はまた仕事に行ってしまった。 あの両親は、仕事は出来るが双子の兄達や俺に対して、非常識な部分がある。 さっきのように、腹の空かせたライオンを俺の部屋に放して、目覚ましの代わりをさせるのだ。 恐ろしい。