私は湘君の後に少し距離を置き、ゆっくり歩く‥ 湘君はポケットに手を入れて、ゆっくりと歩いている。 そんな湘君の背中を、ぼんやりと見ていた… 湘君って‥背高いな。 多分…180越えてるよね? 顔も良くて背も高い。 おまけにオシャレ。 欠点ナイじゃん!(笑) そんな事を考えていたら‥ いきなり立ち止まる湘君。 「…?」 湘君はゆっくりと振り返り、私を見た。 「俺‥陸の保育園…何処にあんのか知らねぇけど。この道で合ってんのか‥?」 .