「つーことで。よろしく!」 湘は私から体を離し、その場にしゃがみ込み私を見る… 「あ‥//う……んッ!」 そして… また二人の唇が重なった。 二回目のキス‥ さっきよりも…ちゃんとキスの味がした… 「じゃあ‥帰るぞ!」 湘が私の手をギュッと握る。 湘の手は…すごく暖かかった。 『俺は…莉子が好きだよ』 湘がくれた言葉は、一生忘れられそうにないよ‥ ぶりっ子女にヤキモチ妬いてしまったけど… 結果オーライってとこかな? ぶりっ子女……。 アンタには、やっぱり少しだけ感謝するよ! .