「あぁ呪文は、何でもよかったから、お婆さんが今まで付き合ったことのある男性の名前をつなげたらしい。」 「テキトーだな。」 さすがに、それは私も思った。 っていうか、・ウリグスって、どこの人!? 「まぁまぁ。それじゃあ、ハイよ。美里ちゃん。」 蛍光灯を袋に包んで、渡す松本おじさん。 うれしさに、思わず私の顔は緩むところまで緩む。 やった!魔女の国は別としても、この蛍光灯はきっと何か仕掛けがあるに違いない。 後で、徹底的に調べてやる。