坂口美里とガルダスト



「あ、うん。ごめんね。ありがとう。」


 両手を重ねて、あやまる私。


 でも、そういうことは、隆ではなく、運んでくれる隆のお父さんに直接言うべきだと気が付いたのは、それからすぐだった。