「だ、そうよ。私もお酒を飲みたい気分じゃないわ。下げてちょうだい。」 「かしこまりました。」 やっぱり、深々と一礼をすると、お酒を持ったまま踵を返すアルマーニ。 カオリさま……私は、やっぱり、しばらくアナタにタメ口で話すことなんて、できそうもないよ。 「そういえば、年齢を聞いていなかったわね。美里っていったい、いくつなの?」 アルマーニを見送りながら、カオリがふと口を開く。