「……やっぱお前ウザ。」 「!!?」 う、ウザイですって? この華も恥じらう中3女子に向かってウザイですって!? しかも「やっぱり」って何よ。 いつもそうやって思ってたのね……ふんだ。 「どうでも良いけど速くしろよ。」 「……むかっ。」 私にウザイと言い放って、どんどん進んでいた拓哉を抜かす。 拓哉も負けじと私を抜き返してはゲートを進んでいく。 周りからみたら馬鹿なヤツラだな。なんて思われてしまったかもしれないけれど、少なくとも私は楽しんでいたんだ。 きっと。