チっ!!仕方ない。 さっきの母上のように、床に片手をつき、魔法陣を出す。 《ウインセル学園高等部、校長室へ》 そう言うと、すぐその校長室に着いた。 「間に合ったー!」 しかし、喜びもつかの間。 「遅いわね、ルウイ」 声の主を振り返ると、何時から居たのか母上と、漫画を読んでる校長らしき男性がいた。