着いたのは
焔が眠る場所だった。


そこには俺達の
親父も眠ってる…。


せめて墓はくらい
一緒にして欲しいと
強く俺が言ったからだ。



少年院を出たら
一番にここに来たかった
俺は二人の前で
手を合わせた。



“焔、ごめんな
俺何も知らないで
謝って済む問題じゃない
のは分かってるが
焔に、ずっと
謝りたかったんだ…
そして親父
俺の役割見つけた。
そして、手紙の意味も
分かったありがとう。