赤馬は俺に深く 頭を下げた。 「焔、頼む…」 「無駄だ… 俺は決めたんだ。 鏡花もお前のモノ全てを奪うって…」 赤馬に背を向け 屋上を後に 俺は、ある人物の所へ 向かった。 もう、躊躇ってなんて いられない… 最後の手段だ。 鏡花を 繋ぎ止める切り札 “アレ”しかない…。