危険な同居生活

とりあえず、爆弾は不発で終わった。


見事任務完了。


「もしかして、ミカさんはモヤシ嫌いとかじゃないんですか?」



なんか女性と触れ合う事が無かった俺なのに、ミカさんと出逢ってから触れ合うのが当たり前になりつつある。



でも何度、抱きつかれたり、腕を組まれたりしても慣れはしない。



「モヤシ?モヤシって何?」


そこから説明をしないといけないのか。非常にめんどくさい。


「よし、ミカさんに今からモヤシを見せてあげます」



そして、説明する気がない俺は、すいませんとあの黒服の人を呼んだ。


俺が呼ぶと、黒服の人は一声上げて、すぐさま俺達の元へとやってきた。



「ミカさん。これがモヤシだよ」



その黒服の人を指差して、モヤシを見せた。


ミカさんとミサさんは、俺のモヤシの説明に意味が理解できない様子で、首を傾げる。


「お客様。あの…私は、モヤシではありません。失礼ですよ。私は、華奢な体のモヤシ男なだけです」



語尾を強めて黒服は、クネクネと厨房へ戻っていった。


なんか、すみません…黒服の人。