『それなら、ホームルームで先生と一緒に和丘さんもお祝いしちゃおうよ!!』


一人の女の子がそう言うと、みんな拍手で賛成をする。



「今、お祝いしてもらったから、それで十分だよ…。」


とは言ったものの、一緒にお祝いする方向で進めていくみんな。



「いいじゃんいいじゃん!」



梗子にもにこにこしながら言われて、私はお祝いしてもらうことになった。