ナツとは相変わらず連絡がとれないままだ。



今ごろ、実家でお店を開いているのかな。


ナツの存在は、まるでなかったかのような日々が続いてゆく。


それでも、この夏休み、たしかにナツはいた。



そして、彼女は私にたくさんの大切なことを教えてくれた。