「いろいろって何だよ?」


正彦の問いかけに、ついにこの時が来たのだ、と私は緊張した。
思わずツバを飲み込んだ。





そう、区切りをつけるんだ。


断られるのは元々。うまくいくはずがない。


それでも、ちゃんと区切りをつけたい。




正彦が、首をかしげて見つめてくる。





私は、その場から立ち上がった。

つられて正彦も立ち上がる。