翌日、 リクを連れてお母さんと一緒に 動物病院へと向かった。 病院の先生は 「健康ですよ、おそらく3、4才くらいの立派な大人のウサギだよ」だって。 ────ひとまず安心した リクの想いを無駄にしたくない。 だから、私は彼に全力で愛情をそそぐことを心に誓った ───こうしてリクとの新たな生活が始まったんだ 私達、家族の光となった。