その姿を見つめていた。 すると 彼の体の輪郭がボヤけ始め !!! 胸がドクンと波打つように跳ねる。 考える間もなく、 私は無意識に思い切りドアを開け 『届いて』と心の中で想いながら ───前に手を伸ばした。 触れた瞬間、 リクの姿はキラキラ煌めく星屑に 姿を変えた────… 星屑達は 竜巻のように円を描くようにして 空へと上っていったんだ…