15歳からの恋愛白書

あの日、逃げ出してしまった後、ずっと気まずくて私は富田君を避けていた。


それだけに、メールでもどうすればいいのか悩んでしまう。



『熊君と会う』



そんなメールをした後、しばらく富田君からの返信がなく、私は不安を更に募らせていた。



すると、ようやく携帯が鳴った。