15歳からの恋愛白書

「「え・・・」」


大声で報告する熊君にビックリした私の声と、何故か富田君の声が重なった。


私には一瞬、富田君が困惑しているように見えた。



(私が戸惑うのは有りだと思うけど・・・)



思い付く理由はただ1つ。



(あぁ、そうか・・・
やっぱり軽い女だと思ったんだ)



私は心の奥が軋むのを感じた。