ーーー… あれ…? ここって校門じゃん!! やっぱり、こいつと一緒に帰るのかな? いやいや、それだけは全力で阻止せねば!! その阻止する方法を考えていたら…… ドンッ という音と同時にあたしの鼻が何かに当たった。 いった〜!! と思い顔を上げてみると… 後ろを振り返っている斎藤和樹と目があった。 ま、まさかさっき当たったのって…… 斎藤和樹の背中ーー!! 『ご、ごめんなさい!!』 あたしはいきよい良く頭を下げた。 .