「会長」 そろそろ落ち着いて話が出来るかも、と思い声をかけた。 「ひなちゃんって呼べよ。結構気に入ってた」 そうだったの? 『先輩と呼べ』って言ってたのに。 意外だ。 「ヒナちゃん、待っててくれるって言ったけど、それは本当?」 不謹慎かもしれないけど、どうしても気になってしまう。 まだチャンスがあるのかどうか。 会長は言葉の代わりに小さく頷いた。 「あんたには愛の証として『学歴』をもらう」 「……?」 え、なに? このひと何言ってんだ?