次の日から、副会長が俺を訪ねてくるようになった。 目的は……勧誘。 「役員は選挙で決めるんだ。でもそれじゃ足りない。生徒会の仕事って大変だからね。こうやって良さそうなひとを雑用係として勧誘してるってわけ。君はあいつの素の顔も知ってるし、いろいろと都合がいいんだよ。それにあいつに惚れてるんだろう?あいつ周り、ガードが固くてなかなか近寄れないしさあ。ねぇ、チャンスだと思わない?」 「思いません」 と、勧誘初日にきっぱり断ったのだが、しつこい。 涼しい顔をしてかなりの粘着質だ。