その後、私はのんちゃんとめぐとチャットで話していた。


本当に何気ない事を、一時間目の授業が終わるまで語り合っていた。


すると、先程までの憂鬱な気分も、少しは晴れてきた。


そして、時間の経過も、何時もよりも早く感じた。


昨日、授業が一コマ終わるまでの時間が、物凄く長く感じていた。


しかし、今日はあっと言う間だった。


そう思うくらいに、一瞬で終わったという感覚に陥ったんだ。


本当は、まだチャットしていたかった。


一時間目の授業が終わる頃、私がチャットを止めたのには理由がある。


のんちゃんとめぐが、チャットから抜けたんだ。


しかし、二人にも日常があるから仕方がない。