ソファは小さくて、背が高いウジェーヌには到底足りなかったけど、ないよりはマシだろう。 お礼を言うと、 「目が覚めたら、ちゃんと病院連れてってあげてね。じゃ、なにかあったら呼んで」 と言い残して、店長さんは仕事に戻った。 「私、そこの薬局で冷却ジェルみたいの買ってくる」 と、紗江子が出て行くと、 「俺も、家に電話して迎えに来てもらうわ」 と言って、ガミくんもケータイ片手に店の外に行ってしまった。