その後の事はよく覚えていない。

宮崎が家の前まで送ってくれた事と、お母さんの顔が見れなかった事だけが断片的に頭に残っている。

そしてやっぱり、苗字で呼ぶのは何とかしないとな、とくだらない事を思いながら眠りに付いた。