握り潰すのは
嘲笑うのは
踏みつけるのは
安易で愚直

足元に並んだ
勘違いの成果に
媚びた笑いを張り付かせ
耳障りな声を垂れ流す

目を覆い隠し
耳を塞いで
口を噤んだ
真夜中2時に

暗闇に浮かぶ
細い爪痕
夜空が笑うように
口を歪めた

叫び出したい
心の声を
吸い込んだ煙で
黒く塗り潰した

昇華されない
想いは胸の奥
浄化出来ずに
醜く歪んだ

その心を映し出した
割れた鏡に
落ちた涙を
赤い雫で上塗りした





《午前2時》