それから常田君と少し世間話をした。
意外な事にと言ったら失礼なのだが。常田君と話していると楽しかった。
未来とかみやびちゃんと話しているのとは違った楽しさ。
男の子と話しているからというよりは、常田君って頭良いんだなぁみたいな。
それは鼻にかかるとかそんなのじゃなくって、レベル高いっていうか、話の内容が充実している感じ?
まぁそんな感じでケッコーお友達になれるかもみたいな?
「にしても、ここの埃マジでヤバいね。」
「そうだね。
埃というよりも煙になってる。」
「あ、そうそう。
そんな感じ!!」
そう言ってあたしが言ったのとちょうど同時だった。
「滝沢さん!」



