あたしと彼は今も付き合ってるわけでは無い。
もう終わったのだ。
それなのに、今年渡すって…
「そんなことしないよ。」
あたしは困ったをうな笑っているだろうか
何かそんな気がした。
「そうなの?」
「そうだよ。
あたしだって、チョコの準備は阿紗子とみやびちゃんと、お姉ちゃんの分しかしてないんだから。
まあ、未来には送るつもりだけど。」
「なんなら、あたしの分はいいよ?」
「私のも!」
2人とも…
「いーや!」
あたしは笑顔で言った。
バレンタインか…
北条先生の机、大変な事になってるんだろうなあ。
そんな事を考えながら、落ちてく日を見つめた。



