同時に更なる不安が込み上げてきた。
そうだ。
この事が表沙汰なれば…
考えたくない事。
でも、それが事実になる可能性は大きかった。
この倉庫を生徒が開けるにしろ、教師が開けるにしろ、あたしと北条先生がここで一晩過ごした事は問題にされる。
あたしと北条先生が付き合ってたのは知られている事実。
何かがあったと疑われても仕方がない。
北条先生のことだ。
有りもしない疑いを、自分一人で責任を取ろうとするに違いない。
…
あたしは周りを見渡した。
隠れる事が出来そうな場所はなかった。
あたしの苛立ちは更に増していく。
何かこの状況を打開する方法は無いのか。



