「嘘!!
なのに来てくれたの!?」
みやびちゃんは信じられなさに目を大きく開いた。
「妃奈ちゃん、今から行ってきてよ!!
今ならギリギリ間に合うから!
ほら速く!!」
「え、でも行けたらみやびちゃんも一緒に行こうよ。
ね?
未来とも喧嘩してそのままだから!」
「あー、分かった!
ちょっと待って!」
みやびちゃんは、今まで重症だった身とは思えない程のスピードで病室の外のお母さんとお医者さんの所に行った。
帰ってくるのも、本当に速かった。
「妃奈ちゃん、着替えるからちょっと待って!
あと、ママが送ってくれるって!」
みやびちゃんは着替えながら早口で言った。
「いいの?
連れてってもらって?」
「いいよ!
車ならバスで行くより速いし!!」
間もなく、みやびちゃんが笑顔で行こうと言ってくれた。



