それから後の事はよく覚えていない。 どうやらあたしは眠ってしまったらしい。 まだ暗い時間、あたしは北条先生に起こされた。 「滝沢!滝沢!!」 「ん? …先生?」 「寝ぼけてないで起きろ! 今からお前ん家行くぞ!」 「ふぇ?」 「ふぇ?じゃなくって、ここオレの家! 今から滝沢の家に滝沢を送っていくんだ! 分かったか?」 「…ふん。」 「まだ寝惚けてるな? まぁいいや。 とにかく行くぞ! 身支度は家帰ってしろ!」 それから間もなく、あたし達はこの家を出たのだった。