元カレ教師



「悪いな。
汚いけど我慢して。」


台所から北条先生は言った。


「はーい。」


「あと、紅茶で良い?」


「あの!」


「うん?」


「コーヒーで!」


「了解!」


あたしがミルクたっぷりの紅茶で、昴がコーヒーか…


あたしは部屋に目を向けた。


懐かしさが込み上げてきた。


ヤッバー…


ちょっと泣きそう…


どうしても思い出してしまう。


楽しかった事、嬉しかった事、幸せだった日々…


その中に、嫌な思い出は全然出てこなかった。