「常田君こそ大変だよね。 他に男子いなかったから強制的だもんね。」 あたしは自分の事から話題を変えた。 「本当だよ、まったく。 北条の野郎。 天使の顔しといて悪魔みたいな事平気で言いやがって。 彼奴さ、絶対Sだぜ。」 やっぱりSなんだ。 「北条先生ってさ、男子から見てもイケメンなの?」 「そりゃなあ。 オレが出会った中でも1番だな。」 「そうなんだ。」 「やっぱり滝沢さん、北条のこと好きだろう!」 「違うって!」 「冗談だって。」