翌日
教室では昴の話で持ちきりであった。
その話をしない女の子は、あたしと未来ぐらいだ。
「ねぇ、2人は北条先生に興味ないの?」
「未来は彼氏いるからなぁ。興味ない。」
「あたしもあんまり興味ないかな。」
そうやって誤魔化す日々が2、3日続いた。
そして
とうとう昴の初授業の日がやってきた。
授業前の女の子の張り切りようは凄かった。
チャイムがなったら女の子は全員自分の席についた。
それから間もなく、昴が教室に入ってきた。
「起立!」
女の子は全員ビシッと立った。
「礼!」
普段は男子学級委員が言う号令も、今回は女子の学級委員が言う。
「着席!」
そんな何故か女子だけ気合いが入ってる中、授業は始まった。



