あ!ダメダメ! あれは昔の事! あたしは自分に言い聞かせた。 「でさ、残ってほしいけど2人共残れる? 無理だったらいいけど。」 「オレは残れますよ。」 常田君は言った。 「あたしも、あたしも残れます!!」 あー言っちゃった。 時間短いっぽいから今から急いで未来の家行こうって思ったのに。 未来、マジでご免! あたしは心の中で未来に土下座した。 「じゃあ、今から手短に説明するな!」