あたし達はみやびちゃんの部屋に行った。 みやびちゃんの部屋は綺麗に片付けられていた。 しかも広い。 それに和室だからかっこいい。 大和撫子の部屋って感じだ。 「あ、座って。」 「ありがとう。」 なんか座るのにも緊張しちゃう部屋だった。 「あれがママ。」 「え!?」 だからみやびちゃんも美人なんだ。 「やっぱりビックリした?」 「だって、お母さん超美人じゃん!? いいなぁ。 あたしもあんなお母さん欲しい。」 「否、そうじゃなくって。 …私、ママに似てないから。」