それでも、私は知りたいと思うことを止められない病なのだ。 一度走り出したら止まらない列車のように。 命という燃料が尽きるまで。 それは私が望む望まないにかかわらず、走り続ける。 例えば、そこにレールが敷かれていなくとも。 常闇を這いずり廻る手首のように。 制御不能なものなのだ。