「トモ、ミ?」 名前を呼んだ後、言葉が続かない。 どうしたんだ?って言えばいいのか? 「……ゴメン、気にしないで。なんか安心して涙腺が緩んじゃっただけだから」 頬に小さな滝。 次々と落ちる水滴。 「顔、洗ってくるね。メイクが落ちて汚いと思うから」 手で顔を隠すようにして、サッと立ち上がった。 ――パタン。 彼女は、逃げるように部屋から出て行った。 部屋に1人残されちゃったよ。 ……暇だ。 近くにあるコーラをゴクゴク飲む。 コーラを飲んでゲップがでたとき、引き出しが目に入った。