眉間にシワを寄せて、心配というか……何かに怯えているような表情。
「だ、大丈夫だよ」
苦しそうな表情を見ていたくなくて、詰まりながらも喉の奥から出てきた言葉。
「熱は、ないみたいね。……しんどくなったら言ってよ?」
……ていうか、そんなに顔色が悪かったのか?
ちょっと気分が沈んだのは沈んだけど、そこまで心配されるほどじゃないと思う。
「おいおい、アヤトが気にしてるじゃんか。心配しすぎ。お前の悪いクセだぞ」
コップにさしたストローでチュウゥッと炭酸を吸いながら、ジュンは睨むようにトモミに視線を送る。

