最低な俺だけど…。

それから、しばらくして、





『私、帰るね。後でメールして↑↑』

そう言って渡井は、あっさりと帰っていった。




『…なぁ!間違いだったら、悪ぃーんだけどさぁ、念のためケータイ。確認した方が…良いと思うぞ……。』


幸人が、気まずそうに俺を見る。



『間違いだったらって、何が間違いなん?笑』


俺は、幸人に聞き返した。