あたしより年上…。 「龍さんも虎さんも。 そういえば、最近南の女がうろついてるらしいですよ。」 雅が現状報告をする。 南の女って…鈴か。 「あぁ。」 「じゃ。」 と良壱と夏弥は、行ってしまった。 「バイバイ。」 声だけで言って、後についた。 「うわ。」 あたしは顔を歪ませた。