ばくだんスイッチ―いじめに対抗する「権力」―

蹴られながらも、私は地面に震えながら手をつき、頭を下げた。

「申し訳…ありませんでした…。」

「は?聞こえねえし!もっとでかい声で言えや!」

「…申し訳っ…ありませんでしたっ…!」

私が再度言うと、楠本梨華は満足したのか、私に唾を吐きかけて言った。

「お前まじで生きてる価値ないよ。

早く死ね。」