ばくだんスイッチ―いじめに対抗する「権力」―

それはもう、「松戸未来」であることを捨てろと言われているようなものだった。

「…捨てない。これは私のものだから。」

小さな声で言ったのに、下にいる人は声を拾ったらしく長々と説教を始めた。