「なぁ、美雪」 美雪は壊れた機械の様に、ずっと首を左右に振り続けていた。 その瞳は、変化を恐れている。 「俺と居て、楽しい、って感じた事ってあった?」 俺はお互いバカ言って、ふざけ合ってる時の美雪の姿を思い出しながら言った。 一瞬、美雪の首振りが止まったけど、またすぐ無言で左右に振り続けた。