「わー、照れちゃって」 俺はそう言い返してみたが、もう松の木が目の前で、美雪は再び無言になった。 日影の場所を選んで、俺達は無言で腰を下ろした。 そして、美雪が何かを言おうとしたけど、俺は先手を打った。 「俺が話す前に、まず、美雪と僚二の関係を聞かせて欲しいな」 すると、美雪は視線をそらした。 そして、その表情は悲しそうだった。